最近よく夢を見てしまう。
きょうのは立身出世と村おこしの映画だった。

田舎の寂れた自動車工場(寂れたというか、最早廃工場)に集まる
堕落した日常を送る人たちが、
田舎支店勤務で腐っている銀行員(主役)と一緒に
徐々に活気付いていくというありがちなお話。

「もう枯れちゃったのかよ」と揶揄され、
ぶすったれた飲みすけ作曲家のおっちゃんの表情と
その返答が脳に残る。
「……錆びてねーよ」
「こんなもん、だったかな」
とかいってピアノの前に立つと躓きながらも曲が出来ていく。
で、この曲がラストの村祭りのシーンで流れる。

実に予定調和だ。