甲冑皇女セリア

迷宮王女プリナという同人エロ漫画があります。
ふたなりが凄いのぉぉぉ。
みたいな、凄い馬鹿ですよ。


鈍い切れ味。
覚悟して切り捨てたのなら、これじゃダメだ。鈍い。
116行目にどうにも鈍いミスがある。言葉遣いに甘い証拠だ。
演出意図などなど、やってることはルアーツハイムと似てるんだけど、
「あっさり」するんなら、
どこかに「ピリ」を入れとかないと味がボケる。


ルアーツの場合「ピリ」はどうなんだと聞かれたら、
蘇りに関するちょっとした仕掛けを背景に仕込んだわけだが、
解説しないと気付かないレベルだったようだ。
もうちょっと前面に出せばよかったね。
……というのは手前自慢のネタバレ反省文ではある。


で、これには何が仕込まれているのだろうか、
というのが凄い気になる。
見たところなんもなさそうなんだよなあ、
そこが評価の分かれ目。


もし仕込まれてないなら、
ただストーリーの手を抜いた
戦闘バランスまあまあ普通のオリシナリオ、だ。


もちろん、
とにかくまとまった完成品として出来上がったことだけで
ばんざいではあるが。


読み取ろうという気は起こらない。
本能的に鈍さを感じ取ってしまった、から。
本当は鋭い何か、があるんだろうか。これには。
別にメタじゃなくていいけど。


ループ物と取れないこともないので、
周回重ねることに何かの意味があったり、
その周回を抜ける方法を探索できたりすれば
まさに神様扱いするんだけどなー。